VOL.22    2008.5.22 『狛江市の市長選挙が近づいてきました』


円よりこ参議院議員(左)
伊藤正昭狛江市長予定候補者(中)とともに

6月15日告示、22日投票の予定で、狛江市長選挙が実施されます。4年前の前回の市長選挙は、私の前職の河西のぶみ元都議が都議会議員の職を辞し、市長選挙に立候補したのですが、136票差という僅差で惜敗しました。
あれから4年、当時私は山花さんの秘書として、狛江市長選挙に携わっていました。
この間に河西さんの後を私が北多摩3区で都議会議員になったわけですが、今回は地元の都議会議員として携わっている事を考えると感慨深いものもありますし、責任の重さも痛感しています。


私達民主党は、この市長選挙に向けて、元映画プロデューサーの伊藤正昭さんを推薦決定しております。41歳で私の7つ上ですが非常に情熱のある人物です。
狛江市は12年前、前市長のスキャンダルから共産党市長の誕生へ突風が吹きました。当時その風に期待を込めた市民もたくさんいたはずですが、どんなにすばらしい政治家や政党が政権についたり、首長になっても、長期政権は時とともによどんできます。
民主党が政権交代を訴えているのも、自民党が戦後一党独裁のような形で政権に居座り、そのよどみが国民を直撃しているからに他なりません。
そうした「よどみ」は「隠蔽体質」や「癒着」となって現れます。政治の世界に限らず、どんな業界にもそうした体質はあります。あの老舗料亭や食品産業しかり、とにかく組織防衛のため隠蔽体質になりがちです。誰が市長になっても、それが政治を生業としている人であれば、結局同じ事になるでしょう。
しかし、近年では、思い切って全く違う業種からトップを起用して体質改善に努める企業が増えています。自治体でも同じ事が言えるわけで、狛江市という一つの媒体をこれ以上停滞させないためにもトップの交代は必要不可欠であります。
地方分権がこれから進んでいく中でも、東京都と市、国と市という関係は切っても切り離すことは出来ません。やはり都や国とも一定の交渉力を持つ人物でなければ、これからの自治体運営は困難な事になります。
特に狛江市は三多摩の中でも財政状況が極めて悪く、ワースト1です。仮に財政再建団体に転落するような事でもあれば、そのツケは市民がかぶる事になります。
私達民主党は、よどみきったバケツの中の水をひっくり返し、その中の新しい水で、新しい政治を展開してくれるであろう伊藤正昭さんに期待しています。
VOL.21    2008.03.05 『新銀行東京への増資について

平成20年度の都議会第一定例会が開会されました。今議会で一番大きな議題は、何といっても新銀行東京への400億の追加増資の件です。経営難が悪化している新銀行東京に、都税を投入し、再建をはかるという趣旨で、補正予算が組まれました。
民主党としてはすぐに、産業労働局へのヒアリングをとりましたが、400億の増資の説明をしにきているのに、たかだか6枚ほどのペーパーで我々が納得すると考えているのでしょうか。そうした疑問を感じつつも、単に担当部署である役所に質問を繰り返しても、再建策を考えている銀行側が説明に来なければ何の意味もないのではないかという思いも同時にわいて来ました。
そもそも民主党は、撤退を含めた見直しを考えるべきだと主張をしてまいりました。「旧経営陣が悪く、任命権者である自分には何の責任もない」と責任転嫁も甚だしい知事の政治姿勢にも疑問を感じえません。そもそも、公的機関が銀行業に手を出した事が間違いではなかったのかと思われるほどの、累積赤字です。都民から集めた税金を銀行業に出資をする事自体が異例であるのに、説明責任がなされないままの追加増資には、おいそれと賛成することが出来ないのは自明の理であります。
昨年の予算特別委員会で、田中幹事長が石原知事に新銀行東京について質問しました。その中でのくだりがまさしく今の状況に照らし合わせて的を得ています。
「余が実地経験して一番閉口しているのは、対人信用をもって抵当なくして、その人物を信用して金を貸すこととなし、銀行の貸付の一端はこの対人信用をもって営業すべきであると心得ているようであるが、これは大なる誤解である。余をもって見るに、現今のわが社会は一般に銀行家をもって資本家と混同しているから、かくのごとき誤解を生ずるのではあるまいかと思う。銀行家と資本家との別という事で、今さら改めていうまでもなく、元来、銀行というものは、人の技量や経験を信じてその人の計画に金を貸し出すものでなく、これをやるのはすなわち資本家に限っておるのである。そもそも銀行家と資本家との区別はこういうところに存するのである。今もしその人の計画が失敗したらどうするか。貸し金回収の道はあるまい。人の金を預かって営業しているところの銀行が、これで立っていく道理がないではないか。相手の知識、経験、人格を信じ、まずあれなら一つ仕事をやらせてみようというので、おのれの金を貸し、その人の仕事と、あるいは組合になり、あるいは利益の幾分なり配分し、その事業の危険を分かつのが資本家のなす仕事である。すなわち対人信用ということは資本家のやることで、銀行家のすることではないのだ。要するに、前述のとおり、資本家と銀行家を混同しているから、こういう誤解を生ずるのである。
 くどいようであるが、かかる場合には、銀行家は、その事業が失敗しても、その元金が確かに返るという見込みが確立せざる以上は、決して金を貸し出すべきものではないのである。」
これは、昭和恐慌を収束した高橋是清大蔵大臣の言葉ですがこれを引用して、いかに財産があり、評判がよくても、確固たる回収の見込みがなければ、銀行家は決して金を貸し出すべきものではない。殊に、その人間が評判がよいとか、財産が多くあるなどという世評で金を貸すのは、決して商業銀行の本来の性質ではないと、言っているわけです。ましてや、人の金を預かっているどころか、出資の金は強制的に集めた税金であります。民間の企業では考えられないような事をやっているわけです。
今回の予算特別委員会を通じ、徹底的に議論していかなくてはなりません。

VOL.20    2008.01.01 『新年明けましておめでとうございます

2008年が明けました。昨年は、東京都知事選挙、統一地方選挙、そして参議院選挙とまさしく選挙イヤーでした。都知事選挙は民主党が支持をした浅野さんは、残念ながら敗れましたが、統一地方選挙、参議院選挙では大きく議席を伸ばしました。
振り返ってみると、2005年の7月に都議会に送っていただいてから、早いもので、2年半が経ち、私自身の選挙も来年の7月に迫ってまいりました。よく、現職中の4年は時間が経つのが早いと言われますが、私は早くもあり、長くも感じられるといったところです。
今年は何と言っても、衆議院の総選挙がほぼ間違いなく実施されるでしょう。私は前回の総選挙の時もそうでしたが、この政権交代を賭けた歴史的な戦いに参画できる事を素晴らしく思います。戦後60年余、この国では一度だけ政権交代が起きました。細川内閣が誕生した事により、いわゆる55年体制というものが終焉を迎えました。しかしその後の、政治体制を見ても、また自民党政権に逆戻りをし、同じような事が日本の政治の中でおこっているような気がします。
細川政権が誕生した時は、選挙による政権交代ではありません。8党連立による非自民政党による連立政権でした。ですから国民から見れば確かに政権は交代したかもしれないけれども、自らが一票を投じ、出来た政権ではなかったのです。しかし、私達民主党が今回、やろうとしているのは、国民の選択による政権交代です。これは先の参議院選挙を見ても、この重みは重要だと思いますし、また、日本の歴史上でも初めての事であるはずです。もし、次の総選挙で政権交代が起き、2大政党政治が定着していくならば、大きな意義があると思います。
その歴史を変えるような選挙がある時代に、議員として活動させて頂いている事は、非常に嬉しくもあり、重責を感じずにはいられません。特にここの選挙区は私が共に活動してきた山花総支部長が現在は、落選中です。何としても次の選挙で返り咲いて貰いたいと思っています。そのためにも、22区の幹事長として頑張らなくてはいけないと、年頭の決意として強く思います。
また、私の選挙区では6月に狛江の市長選挙があります。我々民主党も現在、候補者を自薦、他薦を問わず、幅広い分野から募集をし、候補者の絞込み作業を行っているところです。狛江市は今、危機的な財政状況にあります。よく最近、テレビなどでも自治体の破綻について報道がされておりますが、狛江市も財政再建団体に転落する可能性が非常に高い自治体です。
自分達の住んでいる街が破綻したら・・・これは想像に難くありませんが、実際、関心がない方も結構いらっしゃるようです。自治体は会社と同じですから、倒産すれば国の管理下におかれます。これは会社が倒産すれば破産管財人がつくのと同じ様な理屈です。今まではその会社の方針で行ってきた業務がほとんど、自分達の意向だけでは決められなくなります。結果、住民サービスが低下したり、市民税が上がったり、住民への負担は想像以上に大きくなります。やはりそうなる前に社長を変え、会社の事業運営方針を転換しなくてはなりません。そのチャンスが今度6月に行われる狛江の市長選挙であります。日本は民主主義国家ですから、体制を変えるのに革命は必要ありません。選挙という手段を持って、生活を変えていく。
この事を私達民主党は今後も訴えさせて頂きながら、今年も頑張って参りますので、よろしくお願い致します。

VOL.19    2007.12.13 『虚飾の社会の建て直しをしていくために

2007年の「今年の漢字」に選ばれたのは「偽」という文字でした。まさしく今年の世相はひき肉や赤福、船場吉兆の食に対しての不信、年金記録や政治資金問題、果ては守屋元政務次官の防衛利権問題、国民が「偽り」に振り回された一年であったという意味での結果だとおもいます。
こういった不信、嘘というのは、政治や食や行政だけではなく、隣人関係や友人、果ては恋人の関係の中にも波及をしてきているのではないのでしょうか。
右を見ても、左を見ても、何を信じていいのかわからないような今の時代、このまま突き進んでいけば、その疑念疑獄の終着駅に待つのは悲惨な結果です。そうならないためにもまずは我々政治家が、その暗闇に一筋の光明を見出していかなければならないという責務を強く感じます。
まずは「年金問題」、舛添厚労相は今夏の参議院議員選挙の際に、「来年の3月までに照合を終え、最後の一人まで支払う」と公約をしていました。しかし、結果は「宙に浮いた年金記録」約5千万件の中で、コンピューターで名寄せをしても解明できない記録が、約4割に当たる1975万件もあるというものでした。年金問題という生活に直結する問題だけに、この公約違反は非常に重要な問題であると憤りさえも感じます。
これは、舛添厚労相がいい加減だとか、公約違反をしただのという次元の問題ではなく、政治に対しての信頼を一層壊す事にもなりかねません。私達民主党も、参議院選挙において年金に対してのマニフェストを掲げ、選挙を戦い、勝利を致しました。しかしこの勝利は、今の政治に対しての国民の怒りが形となって表れたものであり、何とか今の社会状況を変えてもらいたいという希望の表れでもあります。しかし、今回のような政治不信を膨張させるような問題が起きると、自民党、民主党など政党に対しての期待以前に、政治に対しての希望さえもなくなってしまいます。
本来、模範であるべき政治家や国家がこうした事態を繰り返していけば、通常の社会生活の中にも虚飾が蔓延するのは当然であります。
「われ愚人を愛す」という本の著者は福原麟太郎さんという方ですが、この言葉を最初に言ったのはチャールズ・ラムという英文学者です。この意味は、うまく立ち回って頭の回転が速い人よりも、少しおっちょこちょいの人の方が信用するに足るというようなものです。今政治家に求められているのは、まさにこういう事なのではないでしょうか。選挙の前だけ口八丁でうまい事を言い、終わってしまえば、知らんぷりという愚直さのかけらもないような政治家が多すぎると思います。
今年はまさに、偽だらけの世相でありましたが、私はそうした虚飾の社会を立て直していくためにも、愚直に都民の方々と向き合っていけるような政治を行って行きたいと考えます。
VOL.18    2007.09.25 『安倍首相辞任から福田政権へ
先々週に安倍首相が突然の辞任表明をし、昨日新たな自民党の新総裁に福田氏が選出をされました。この間、国政は停滞し、首相の臨時代理もおかず、イギリスの新聞では「日本は首相がいなくてもやっていける」との揶揄的報道もされている状況を見て、改めてこの国の未来に不安を覚えた国民は多かったと推察します。
前代未聞と言われた安倍首相の電撃辞任、。岸首相の孫が無責任に政権を放り出し、吉田首相の孫と福田首相の息子がその後の政権争いを、「あまりにも陳腐な政治」と小説家の山崎豊子さんは喝破していましたが、封建時代の世襲制度を想起させるように極めて好ましくない状態が出来上がりつつあります。社会の身分状況が固定化し、流動性が鈍化するのは、社会の健康という点で危険であります。それが一国の首相の事ともなれば尚更のことです。明治維新以来、日本が急速に発展した原動力となったのは、社会の階層間の流動性が高く、身分が固定化しなかったからです。
もちろん全ての世襲が悪だというわけではありませんが、安部首相の無責任さにはほとほとお坊ちゃん政治の色が強く、それに巻き込まれた国民はたまったものではものではありません。「テロ特措法」の延長に私達の民主党代表の小沢代表が反対をしておりますが、そうした表明に対して、一部の報道では「民主党は国政を停滞させようとしている」「民主党の政権担当能力を問われる」などと論説しておりますが、今の自民党がやっている事こそ、国政の停滞ではないのでしょうか。
あり得ない事かもしれませんが、参議院選挙が終わった時点で、国民の審判が下った結果を受け、政権から下野をする決断をしていれば、間違いなく歴史に名を残した首相となれたでしょう。二大政党政治の発祥地であるイギリスでは、サッチャー、メージャー首相と、保守政権が続きそろそろ労働党に政権を交代しようという自浄作用が保守党の中から出てきます。「そうしなければ日本のようになってしまう」といわれているようですが、果たして日本の自民党の政治家はこうした話をどう捉えているのでしょうか。
小泉政権の四年半で、会議保険料の引き上げを筆頭に、厚生年金・共済年金保険料の引き上げ、雇用保険料の引き上げ、老人医療費の改悪、サラリーマンの医療費3割負担、発泡酒・ワイン増税、たばこ税増税、所得税配偶者特別控除の廃止等、社会的弱者の負担を増やすものばかりが目立ちました。
その路線を踏襲するといった安倍首相の責任は重大です。なのに機能性胃腸なにがしといった訳の分からない病名を持ち出し政権を投げだしてしまう。「内閣総理大臣の職務は激務だから」といった擁護する発言もありましたが、首相が激務なのは当たり前なんです。国民の生命とこの国の未来をその肩に背負い込んで国際社会の中で勝負をしていくのが内閣総理大臣の職責であります。それを「お腹が痛い」の一言で辞めてしまう。今の女子高校生の間では、「私安倍しちゃおうかな」という言葉が流行っているそうです。つまりめんどくさくなったら放り出して逃げてしまうという意味です。
今の自民党政権では安倍首相が掲げていた「美しい国」にはほど遠いです。現実社会は汚職にまみれ、電車への飛び込み自殺者は後を絶たず、線路は血まみれです。警察署の霊安室は殺人被害者の遺体が次から次へと運び込まれ、空室になる暇がありません。このような日本の状況を打破していくには、政権交代しかありません。自民党が繰り返してきたこの擬似的な政権交代に騙されてはならないと、私は強く考えます。
VOL.17 2007.07.30 第21回参議院議員選挙・民主党大躍進!
 
夏の決戦である参議院選挙が終了しました。年金問題や、政治とカネの問題、有権者の怒りは止まる事無く、結果は私達民主党の勝利に終わりました。しかしこの勝利に浮かれる事無く、今後もしっかりと国民の皆様の声に真摯に耳を傾けていかなくてはなりません。

今回の選挙は、東京選挙区では鈴木寛氏、大河原まさこさんの2人を民主党は擁立し、結果2人が当選しました。本部から来た政策ビラ、マニフェストのダイジェスト版、ポスター党等、調布・狛江で配布した枚数は、7万枚をゆうに超えました。もちろんこれは、業者に頼んでポスティングをしたり、新聞折込を行ったものではなく、街頭や、議員たち、ボランティアの方々によって全て手配りを行ったものです。私も夜に市議会議員の人達と、夜中までポスティングをしたり、あさ4時からポスターを貼ったり、肉体的にもきつかったですが、この勝利はそんな疲れも吹っ飛ばしてくれるような喜びであります。
かたや、惨敗を喫した自民党ですが、安倍首相が続投を表明しました。一体この国の民主主義はどうなているのか、「首相の責任が問われた訳ではない」「使命を果たさなければいけない」などという発言が、首相や首相周辺から出ていますが、もともと、今回の選挙で旗色が悪くなり始めた頃から、「政権選択の選挙」ではないなどと言い始めたのですが、最初にこの国の首相に安倍さんを選ぶか小沢さんを選ぶかと言っていたのは安倍首相本人だったはずです。それで退陣もしない、責任を果たしていくというのはあまりにも民意を無視した暴走政治に他ならないと思います。
結局こういう政治が本来の自民党支持者が離れていっている事に気付かないのでしょうか。私は選挙速報を見ていてそれを強く感じました。1998年に橋本政権が参議院選挙で惨敗をした時の橋本首相が脂汗をたらし会見していた姿をよく覚えています。しかし今回の自民党幹部の会見ぶりは、沈痛な表情を装っているものの、傲岸不遜のようにしていたように見えたのは私だけでしょうか。「結果は結果として受け止め・・」と言っておりましたが、憲政の常道のロジックさえ機能がしない、今の自民党の末期的症状がよく出ている会見模様だと思います。
丁寧な言葉で対応をし、それっぽい事を言ってはおりますが、土下座をして選挙が終わればその国民の頭を土足で踏んづけるような政治家があまりにも今の自民党には多すぎます。
参議院の大物と言われた岡山の片山さんは民主党の姫井さんに敗れましたが、片山さんの敗戦の弁は敵ながらあっぱれだと思います。民意を真摯に受け止めなければ、政治は崩壊し、戦前のようなファシズムが台頭をします。今回の選挙で安倍さん首相を続投すると言うのは子供が単に駄々をこねて、いやだいやだと言っている事に過ぎません。しかし、安倍さん自身が幼稚な人間性だろうと知った事ではありませんが、首相という権力を子供が持っているのは非常に危険な状態です。
私も、しっかりと地に足をつけ、都民が今何を政治に期待をし、何を提言したいのかと言う事を常にアンテナをはりながら、今後も頑張ってまいります。
VOL.16    2007.04.30 『統一地方選挙が終わりました
4月の頭から、都知事選挙があり、後半戦の自治体選挙と、今月は選挙一色の月でした。都知事選挙は残念ながら、私達が支持という形で推し浅野史郎さんは敗れましたが、後半戦の自治体選挙は、民主党勝利だったと言えるのではないのでしょうか。東京全体では、公認候補が170議席を獲得し、私の選挙区である調布市でも、民主党公認全員が当選しました。狛江市では公認候補の一人が惜敗をしましたが、北多摩3区全体では2議席プラスという結果で今回の選挙を終えることが出来ました。
早速、投票日の翌日から、私が支部長を務めている民主党調布支部の今後の方向性や、会派問題について、関係者との協議を断続的に続けています。
大型連休を前にして選挙の疲れも全く取れていませんが、選挙に勝つために私達は政治家をしているのではなく、議席を頂いてからどう市政や都政での活動をしていく事こそに、力を注がなくてはなりません。そういった意味では、今後、民主党の調布支部として、市民の皆様の考えや思いをどうすれば一番いい形で市政に反映する事が出来るのか、まさしく今この始めの時が、一番重要な時ですから、体にムチ打ってでも頑張らなくてはいけないと思っています。
季節は春真っ只中で、半袖で街中を歩いている人も見かけるような時期になってきましたが、本当に今月はそんな季節の事など頭に入らないような、周りが見えないような多忙さでした。自分の周りだけ時間が止まっているような感覚の中で、我武者羅に活動していましたが、ふと選挙が終わり、結果が出てみると、やはり頑張った甲斐があったなとひとしおの喜びを感じています。
VOL.15    2007.03.13 『都議会第一定例会閉会
2月6日から開会された都議会第一定例会が終わりました。今議会は予算議会でもあり、当初から波乱の議会でもありました。昨年の11月に都議会民主党の総会で、民主党独自の都知事候補擁立に向け一致結束して頑張るとの確認がされ、田中良幹事長を先頭に、執行部は大変な苦労があったと思います。代表質問から一般質問、そして予算特別委員会の質疑も、現在の石原都政に疑問符を投げかける形で、行われていきました。都知事候補予定者も、ようやく前宮城県知事の浅野史郎さんが出馬表明をし、民主党は全面支援をしていく事を決定しました。
最終日は、本会議において予算の賛否の採決があるため、断続的に総会を開き、会派全員の意見を聞いていく形で、最後は反対する決定となりました。新聞や報道では、予算採決に向け民主党分裂かのよう記事がでおりましたが、結果的に一人の造反者もなく、粛々と反対の採決をするに至りました。
私は、今回の定例会が始まった時から、予算に関しては反対をするしかないと、考えていました。もちろん、予算を反対するにあたっての異論があるのは当然の事と思います。組み替え動議も出さずにただ反対するだけでは、政局のみを追及した、都民への責任放棄ではないかという意見も重々理解できます。しかし、結果的に今定例会は、当初から独自候補擁立に向け走り出しており、石原知事に対しての質問のトーンも非常に高かった中で進められているのに、これで賛成をしてしまうのでは、それこそ、都民に対しての裏切りに繋がっていくのではないかと考えます。多くの民主党議員は反対という意見で、今回の決定がなされたわけですが、結果的に34人がまとまった行動をとれた事は、非常に意義深いものであったと考えるものです。賛成を主張する議員にはそれぞれの考え方や、立場があったでしょうが、本当に今回まとまった行動を取れた事は大きな意味があったと思います。勿論私は今後、今回のようなケースで、私も含めた意見が少数だった場合、会派の決定には従っていくつもりです。そうでなければ同じ民主党の旗の下に集っている意味そのものがなくなるし、政党という論理そのものが成り立たなくなると思います。
選挙の時だけは民主党の看板を使い、後は自分の思った通りの行動をするのでは、理屈が通りません。もし、どうしても会派の決定に従えない時が、私に来た場合は、潔く離党をする覚悟位もって、活動をしていくつもりです。
いずれにしても、政治決戦の第一幕である、都知事選挙がいよいよ始まります。私も全力で頑張ってまいります。
VOL.14    2007.01.09 『2007年が明けました』
新年明けましておめでとうございます。
今年も新しい年が始まりました。今年も元旦朝4時に起きてから調布市内の団体の集まりである新年の集いに参加しました。今年は言うまでもなく、政治決戦の年であります。3つの選挙の内、一番最初にあるのが東京都知事選挙です。
最近石原知事の報道が、テレビや新聞を賑わせています。私は石原知事は功罪両面があると思っています。功の部分で言えば、ドラスティックに政策を実現させる力を持っている事です。本来首長、特に1200万人のリーダーである東京都知事ともなれば、これは絶大な権力を持っています。国の何とか大臣よりも直接政策を実行できる執行権は強大だと思います。しかし、何でもかんでも自分の思うとおりにできるかと言えば、どこの世界にも抵抗勢力が存在し、なかなか自分の思った政策を実現できない難しさがあります。そういった部分では現在の石原知事は政策の良し悪しは別として、実行力は率直に評価できるものがあると思います。


年始の民主党調布支部の街頭演説
「蛇長すぎる」と言ったのはフランスの文人ルナールでしたが、絶対権力は長くその政権に居すぎれば腐敗をします。2期8年というのは一般的に見れば長くないかもしれませんが、しかし私達民主党代表の小沢氏も、年末に開いた都議会民主党の集いで、「最近少々石原知事にも驕りが見えてきた」と言っておりましたが、私も都議会で知事を見ているとその感は否めません。特に東京都知事という重職にあり、権力を持つ立場の人間であれば、自らを戒める事は至極当然の事です。
私達民主党は、今回、そうした思いからも、候補者を擁立し、堂々とその信を都民の皆さんに問うていきたいと考えています。色々な場所で、「誰が出るのか」という質問を受けますが、2月に行われる民主党東京都連の新春の集いには発表をできると思います。
さて、都知事選挙の次は統一地方選挙があります。私の選挙区でもある、調布市・狛江市においても、市議会議員選挙が行われます。今回調布市においては現職4人にプラスをし、計6人の公認を決定しています。狛江市では現2議席にプラス1の推薦を決定しております。
市議会というのはまさしくその市に住む市民にとって非常に身近な選挙であります。調布市・狛江市のルール・予算を決定していくのはまさしく議会であり、そのルールが私達市民の生活と直接結びついてきます。最近報道をされている夕張市などは、そのルールを決める議会があまりにも幼稚すぎたといっても過言ではありません。そして、その市の方針が間違った方向に向かえば、被害を受けるのは住民であります。
この日本という法治国家で生活をしていく以上、私達は、法律や条令を無視して生活をしていく事は出来ません。しかし、その法律や条令という名のルールを創る議員を選ぶのはまさしく市民であります。「政治に対して無関心であっても無関係ではいられない」というのが、私の持論であります。
おりしも、「憲政の神様」といわれた尾崎行雄が次のような言葉を遺しています。「国民生活の幸不幸は、全く法律の出来具合いかんで決まる。いかなる場合にも、絶対に国民を裏切ることのない法律制定者(立法府)をつくるか否かを決する力は、一票の選挙権である。この一票こそ人間の生命財産その他の権利自由を確保する最後唯一の自衛権であることを知らなければならない。」
VOL.13    2006.12.09 『第2回 都政報告会・望年会』
例年に引き続き、今年も望年会・都政報告会を行いました。当日は急に雨が降り出してしまい、気温も急激に下がってしまったので、出足も心配したんですが、お蔭様で、300人近い方々にご参加いただきました。本当にありがとうございました。
今年は長友調布市長、稲城の石川市長にもご参加いただき、私もこの調布・狛江から東京都議会に送っていただいている重みを改めて感じた所です。
早いもので都議選が終わってから、一年半が経過しました。今年は私も財政委員会の副委員長という重職を担う事にもなり、来年は大変な年になりそうです。

今年印象に残っている事といえば、やはり、決算特別委員会での質問が印象に残っています。調布のある方からの陳情で、都営住宅に住んでいるが、隣人が暴力を振るってくるので、引っ越したいが緊急避難をする場所が都営住宅にはないとの事でした。
私はおかしいと思ったのが、DVによる緊急避難は都は認めているのに、こうした隣人の暴力等に関しては警察に頼むしかないとの事でした。しかし一般的に考えてみれば、仕返しが怖いから、引っ越したいのであって、警察が24時間監視していてくれるわけではありません。そうした事情も分からずに、しっかりとした事情調査もせずに、マニュアルにないの一点張りで、役人は通します。
もちろんそうした人達だけではありませんが、都の住宅窓口相談センターは、聞きしに勝る大上段な態度です。私が委員会で質問をして、やっとこ動き出すような事で、真摯に相談に乗ってくれないというのが大方の都民の声です。
私はこうした体質は絶対に許せません。よく、都議会民主党の幹事長の田中良さんが、「憲政の神様といわれた尾崎行雄が信念として掲げていた在野の精神を大事にしろ」と言われますが、まさしく我々議会人は今こそこの「在野の精神」を持って活動していかなくてはならないと思います。常に都民の中にあり、その声や怒りを都政に届けるのは当然です。
この都営住宅の件はまだ解決しておりませんから、この問題も含めて来年もガンガン頑張ります。
VOL.12    2006.11.02 『履修逃れの報道を受けて』
全国の高校で履修逃れが新聞、マスコミ報道でも話題になっています。
富山県で発覚したこの問題は、一気に全国に拡がりをみせ、高校教育や大学入試のあり方など、根本的に見直さなければならないという議論にまで発展しています。
そもそもこの問題は、いわゆる昔でいう、一高や進学校といった県内や都内でも優秀な高校で起きています。学力重視のカリキュラム、いかに有名大学に進学させるかを優先させた「ひずみ」が今回の件にでている訳です。
折しも国では、教育基本法の改正が国会で議論されています。私は信念として以前から思っていますが、教育というのはいくら文書で方針を決めたり、指導要領でうまく文面をつくったところで、それを実践する機関がしっかりとしていなくては教育そのものは荒廃します。
我党の小沢代表も行っていますが、「愛国心」という文言をいくら教育基本法に盛り込んだ所で、そんなものは何の意味もなく、人格教育をしっかりとしておれば、自然と国を愛する心は出てくるわけです。
今回の履修逃れを長年にわたって黙秘してきた学校側、それを知らないふりをして「シカト」を決め込んでいる教育委員会や文科省に教育を指導する見識などあるのが、甚だ疑問であります。茨城では今回の件を苦に一人の校長が自殺するという事件まで起きています。一人の人間の首をさし出して、この問題を収束させる事は絶対にあってはならないと考えます。
私は学生の頃は、いわゆる「優秀」な生徒ではありませんでした。恩師と呼べる様な教師も記憶にありません。一人だけ小学校3年生の時に習った先生は、いい先生だなと思っていますが、ほかには印象に残っている教師はいません。むしろ、学校の外での社会で色々と人生勉強をさせてもらい、恩師と呼べる人もたくさんいます。やはり、今の様な時代は、今回の履修逃れの件をきっかけとして教育を真剣に考えていかなくては日本の将来は真っ暗です。今こそ、安易な言葉面だけを並べた法律をつくって満足してるだけでなく、実践的な教育を行なっていける制度を迅速に整備していかなくてはならないと考えます。
VOL.11    2006.09.21 『決戦の衆議院補欠選挙神奈川16区へ応援に。』
今日は1日中、後藤祐一氏の応援で神奈川に行って参りました。昨日から都議会も開会しておりますが、今日は休会のため、その合間を縫っての活動です。応援に行ったと言っても、街頭演説や宣伝カーに乗ったりしての応援ではありません。支持者のお宅に伺っての後援会の加入活動や、政策パンフレットの頒布活動です。公職選挙法で戸別訪問は禁止されているので、それは気を付けています。 小沢代表の選挙のやり方というのはこういったやり方です。都議会のメンバーが全員応援に行き、派手な演説や街頭活動で風狙いの選挙でなく、地味ではあるが徹底したジベタを這うような選挙です。これが田中角栄から伝わる選挙なのでしょう。民主党はよく、地に足が付いていないと言われます。自民党的な選挙を肯定する訳ではありませんが、風狙いの選挙では、有権者の意思や思いというのは、肌で感じる事は出来ません。国民の中に私達政治家も飛びこんで行き、今市民は政治に対して何を求めているか、また何を託したいのかを敏感に感じ取り、信念を持った活動をするというのが私達政治家に求められているのではないでしょうか。戦前の代議士、山本宣治は自らの信念を貫き最後は独りになっても、自分の信念を曲げませんでした。彼は「私は独りでも寂しくない。私の後ろには国民がついている」との言葉を残し、暴漢に刺殺され亡くなります。こうした信念を持った政治家は永田町では小沢代表しか今はいないと考えます。私も民主党の一員として、小沢代表のもと、政権交代に向かって全力で頑張らなくてはいけないと改めて思う1日でした。
VOL.10    2006.08.09 『8月6日・原爆の日』
また今年も8月6日がやって来ました。今日は調布市内の団体の平和記念祭に朝5時から参加しました。毎年僕はやっている事ですが、8時15分に黙祷をし、原爆で亡くなった方のご冥福を心からお祈りしました。61年前の今日、アメリカから飛び発ったエノラ・ゲイから一発の原子爆弾が投下され、多くの方が命を落としました。
戦争を知らない私達の世代がどんどんと増えてきている昨今、改めて悲惨な戦争を起こさないために、私達が一体何を出来るのか酷暑の夏に想いを張り巡らせます。私の祖父と祖母は10年前に亡くなりましたが、戦争の話をしていた事を今でもよく覚えています。
祖父は7年半、シベリアに抑留され、祖母は戦時中東京大空襲で家族を亡くしました。戦争の悲惨さを体験者の口から聞くのと同時に、日本がいかにして世界中で吹き荒れていたファシズムの嵐に巻き込まれ、そして太平洋戦争へと突き進んでいったのか、たくさんの資料を読んで勉強もしました。
ここで言いたい事は歴史観というのは人それぞれが持つもので、色々な考えがあると思います。ただそれも、自分達の持つ意見や感性・史観を口にしたと同時に、右だ左だという論争に発展しまいがちな傾向にあります。人間が共通して持たなければならない考えは、どんな事があっても戦争を繰り返してはいけないという事であり、戦争体験者がだんだんと少なくなっていくこの時世に、私達若い世代もしっかりとした考えを持っていく事が大事だと思います。
以前「シンドラーのリスト」という映画の中で、アウシュビッツの収容所の所長が捕虜を次々と殺していく場面でシンドラーは言います。「彼もまた戦争で狂った一人だ。平時であれば何の事はない普通の人間だが、戦争が彼を狂わせた」
群集心理という言葉がありますが、まさしく人間の心理は周りの状況によって自分の中に飼っている魔物が目覚めてしまい、思わぬ行動を起こしてしまう事がある訳です。
そうした状況を引き起こさせる戦争を二度と繰り返さないという想いを改めて感じた一日でありました。
VOL.9    2006.07.10 『調布市長選挙勝利』






 先般、行われた調布市長選挙において、私達民主党調布支部が支持をしていた長友よしき市長が2期目の当選を果たしました。改めてご支援頂いた事に感謝申し上げます。
 結果は長友氏が40185票、自民推薦の五嶋氏が22043票とほぼダブルスコアに近い形で勝利しました。
今回の選挙は長友氏の強い要望もあり、市民党という形で臨んだわけですが、民主党は推薦をしていないのか、民主系の候補者なのかという声をたくさんの方々から頂きました。
 民主党調布支部での決定の経過は既に報告した通りで、我々民主党があまり表に出ず、選挙を行う形で支部でも色んな意見が出たのは確かです。
 しかし、私が支部長として決定をさせて頂いたのは、勿論党略から見れば損をする場面もあるかもしれないが、我々は議会人として、市民の方から選出をされている以上、どんな形であれ傍観は許されないという事です。そしてまた長友市長ならば、私達民主党が推薦だろうが、支持だろうが応援をする以上、その期待に応えてくれる市長だと思うからこそ、今回の決定をさせていただいた訳です。
 首長というのは議員と違い、議会運営や市政運営を考えた場合一つの一党一派に属していては円滑な運営が出来ません。しかしだからといって八方美人的な政治を行っていれば行き詰るのは火を見るよりも明らかです。
 私は、長友氏の選挙報告会が7日に行われた時、乾杯の挨拶で、故田中角栄首相の話をしました。田中角栄が、壮絶な角福戦争の末、初めて自民党の総裁に就任した時、その就任パーティで、「元帥」のあだ名をとる故木村武雄代議士が「皆さん、ご覧の通り総裁をつくるのはいともたやすい。しかしだ、その総裁に国民に本当に喜んでもらえる政治をさせるのは極めて難しい。」という言葉を遺しております。勿論私達は、長友市長にいい政治をさせようなどというおこがましい気持ちは到底持っておりません。根底にしっかりとしたフィロソフィーを持ち、調布市民にとっていい政治をしてもらえる政治家は、相手候補ではなく、繰り返しになりますが、長友市長だと思うからこそ、支援したまでです。2期目の課題は山積です。私も都議会ではありますが、地元調布市のため、しっかりと市政にコミットをし、今後の長友市長の活動に大きく期待しています。
VOL.8    2006.06.04 『国会と地方議会』
 先日、調布市の長友市長の決起集会が行われました。調布市では7月2日投票で市長選挙が行われます。私が支部長を務める民主党調布支部では、現職の長友市長の支援を決定しました。永友市長は一党一派に偏らない市民を中心とした政治を目指すスタンスを取っており、私達も今回の選挙については「推薦」という形を取らずに「支援」という形で応援する事にしました。断続的に党員を含めた支部会議を開いて今回の決定に至ったのですが、様々な意見が出たのも確かです。前回の選挙では自由党、社民党、共産党が相乗りをして、私達民主党は自主投票で臨みましたが、今回は共産党は乗っていません。支部会議では、現職に対して厳しい意見が出たのも確かです。相手候補は自民党が推薦する元調布市の教育部長であり、その候補に乗ってはどうかという意見もありました。
 国会と地方議会の違いというのが、今回私達が支援を決めた理由です。
国会は自民党と民主党が与野党伯仲し、政権を取るために闘っています。国会は議院内閣制ですから、過半数を占めた与党から総理大臣が出て、国の進路を決めていきます。繰り広げられるのはいかにして政権を奪取するかという完全な権力闘争です。
 しかし地方議会は二元代表性ですから首長と議会が政治の両輪となり自治体の進路を決めていきます。私は地方議会には3つの視点があると思っています。


議員団を代表しての挨拶
 1つは、国と地方の問題です。都議会で言えば、国と都の関係があります。東京都にとって、どうしても国に対しての予算要望なり、政策制度要求がある場合、都議会の与野党問わずして、一致し議会として申し入れる。これは一つの地方自治体を考えた時、都から選出されている議員として団結するわけです。
 2つめは首長と議会の問題です。国会と違い、地方自治体の首長は大統領選挙ですから、都民が直接選挙をします。現在私達都議会民主党は、知事に対して野党的な立場におり、議席数も自公の数には負けています。しかし仮に来年の知事選挙で民主党候補が知事を取れば与党になる事は十分考えられるわけです。
 3つめは国会と同じく与野党伯仲の場面です。やはりいくら地方議会といっても、譲れない一線はあるわけですから何でもかんでも賛成をしていては自民党との違いが打ち出せません。
今回の調布市長選挙は、現在私達民主党が中心となっている会派が与党ですから、その与党候補を支援するという事は、市政に対して  私達も今後しっかりと関わっていくという事です。まさしく前述した、2つ目の首長と議会の関係です。与党会派だからといって、首長と何でも馴れ合いではなく、一定の緊張感を持って、今後の調布市議会、ひいては市政全般の運営に臨むという結論で、今回、「支援」の決定をした事をご報告します。
VOL.7    2006.05.18 『小笠原諸島に視察に行ってきました』

 5月9日〜14日まで、約6日間、小笠原諸島の視察に行ってきました。同じ東京都でありながら、竹芝桟橋から航路で約25時間。世界で一番遠い島とも言われている父島、母島です。父島には飛行場がありません。そのため、小笠原に行く手段は、船でしかなく、今回の視察は、都議会民主党でプロジェクトチームを組んでいる「島嶼振興調査会」のメンバーで行いました。
 航海で、僕は船酔いは平気だと思っていたんですが、5時間位過ぎたあたりから、だんだん船酔いをしてきて、薬を飲んで寝ていました。父島では村長以下、沢山の方々が出迎えてくれまして、昼食を取り、その足ですぐ母島に向かいました。都道最南端から、二時間位徒歩で歩き、南島を視察。ここは、第二次世界大戦当時、アメリカの空襲に備えたトーチカ(地下道)がまだ残っており、戦跡を視察しました。
 ただ一つ思った事は、この戦跡が保存状態も良くなく、トーチカなども雨ざらしのまま放置されていると言う事です。ガイドさんの話によると、トーチカの奥にはまだ当時の大砲が設置されており、この大砲はアームストロング砲で、「戦艦三笠」から移設してきたものだというのです。「戦艦三笠」とは、知る人ぞ知る日露戦争当時、かの東郷平八郎の旗艦です。本船は横須賀に重要文化財として保存されていますが、その一部が小笠原で、日露戦争後の約40年後に使われていたのです。もちろん戦跡というのは、被害の大きかった沖縄などでも放置されているものは沢山あります。全てを保存する訳には行かないでしょうが、小笠原の目指す世界遺産登録に向けて、こうした戦跡の保存というのは「平和」をテーマにした結節点として生かしていけないものかと思います。特に私達若い世代、戦争を知らない世代がこれから中心となってくる時代に、戦跡の保存をし、後世に伝えていく事も必要ではないでしょうか。


父島の展望台からの風景


母島の関門前で都議会民主党の仲間と

 さて、飛行場の建設というのは確かに小笠原の人々にとって非常に重要な問題です。島の振興のために、航空路の整備というのは急務だと思いますが、もう一つはTSLという高速船の運航が中止され、例えば、島民で急病の人が出た場合、内地まで行くのに時間がかかりすぎるという事です、現在は海上自衛隊が、この代わりをして、ヘリコプターを飛ばしていますが、やはりしっかりとした整備が必要だと思います。
 ただ、僕は環境問題に取り組んでいる議員として危惧するものは、航空路が整備され島が今以上に発展、振興した場合、今の島の生態系を守る対策もしっかりと取っていかなくてはならないと言う事です。ウミガメの産卵、イルカの群れ、青い海・・・
世界遺産登録をするにはその島の固有種以外の外来種がいる場合、登録は難しい、小笠原にはアカギという樹木やグリーンアノールというトカゲの外来種が沢山発生し、その対策をしています。島の振興と環境の破壊は著しく比例します。その為にも、振興調査をするのと平行し環境問題もしっかりと取り組んで行く事が必要であると強く思いました。
 外来種の駆除を進めなくてはいけないと思いながらも、この島の木や動物達にしてみれば、人間そのものが外来種なのではないかと詠嘆的に感じた視察でもありました。
VOL.6    2006.04.10 『小沢一郎新代表による新たな船出』

民主党の代表が変わりました。この間の経緯は言うまでもなく、永田前議員の「メール問題」から始まり、前原執行部が総退陣した事を受け、新執行部が誕生しました。国民の皆さんから頂いていた民主党への期待を裏切った事に対して国会議員だけではなく、同じ党に属する我々地方議員も真摯に反省をしなくてはなりません。
さて、小沢代表ですが、世間では「壊し屋」「策士」というイメージが非常に強い訳ですが、私は現在の日本政治の現状を見ていて、自民党も含めた中で「救国の大業」をなし得る数少ない政治家の1人だと思っております。
よく民主党は「寄り合い所帯」と言われます。確かに出自の異なる政治家が民主党の旗の下に集っているのは確かです。社会党、自民党、民社党、市民派etc沢山の議員が寄り合っているのも事実です。では自民党はどうなのか。僕は自民党こそが政策やイデオロギーの幅がかなり広い政党だと思っています。しかし、民主党と違いなぜ一致団結しているように見えるのかは、様々な議論があったにせよ、一度党の方針や政策が決定した暁には、団結して臨む力が勝っているからだと思います。
民主党も右から左まで幅広い人材がいます。しかし党の中でも色々な意見があっていいと僕は思います。かつて野中広務という政治家が「富士山は静岡県から登る道もあれば山梨県から登る道もある。しかし目指す頂は同じだ」という事を言っていましたが、正しく今の民主党もその通りだと思います。
我々の目指す頂は「政権交代」というただ一点な訳ですから、政策やイデオロギーの違いはあれど、一致団結して事に臨むべきであると思います。その舵取りは剛腕と言われる小沢氏に大いに期待し、私達も来年に行われる統一地方選挙で確実に地域密着型の議員を増やしていけるよう全力で頑張って参ります。
VOL.5    2006.03.19 『「ジェンダーフリー」「男女共同参画社会」とは』

先日、市内で行われた講演に、宮本市議に誘われ、参加しました。その講演の題名も「家庭崩壊を招く男女参画社会とジェンダーフリーについて」というものでした。
民主党は色々な議員がいます。男女共同参画を推進する人、そうでない人、またジェンダーフリーはとんでもないという人。様々です。僕は色々な人の話を聞かなければ物事の本質は見えてこないというのが持論です。自分が推進する政策を持っていても、反対をしている人の話も一応は聞いて見なければ、自分の意見は正しいんだというただのエゴイズムでしかありません。
最近の社会情勢は、確かに、男らしさであるとか女らしさというものが失われがちかもしれません。男女共同社会参画というのも、人間社会である限り当たり前の事だと思っています。ただ、女性には女性の役割があり男性には男性の役割があります。早い話が、女性と男性が腕相撲をすれば殆どは男性が勝つでしょう。しかし男性には子供を生む事は出来ません。単純かもしれないけど、男性は女性を尊重し、女性も男性を尊重していく事が、本当の意味での参画社会に発展しえるのではないでしょうか。
今回の講演を聞いて、正直あまりピンときませんでした。講師は神奈川県の小学校だか中学校の女性の先生でしたが、行き過ぎた性教育の話から始まり、DV法を廃止しろというものでした。性教育の話は、七尾中学校という日野にある養護学校で過激すぎる性教育が行われている実態をスライドで紹介していましたが、私はあんな事当たり前の事だと思っている。身障者の子供達は分からないでセックスをしてしてしまい、妊娠をしてしまうケースが多々あるわけですから、人形を使って指導するのが何が悪いのか理解に苦しみます。
それよりも、男らしさ、女らしさが失われつつある社会に警鐘をならすと言って、こうした講演をしてるようですが、悪いけど、僕はその先生の話し方やしぐさを見ていてとても女性らしいとは思えませんでした。隣の人も「そりゃ無理があんじゃねーか」とボソッと言ってたいましたが、僕ら大人は聞いた事に対して反芻もし、思考もしますが、子供は純粋ですから、言った事をそのまま頭の中に入れてしまうわけです。それが分かってるから、行き過ぎた性教育はいかんという事を言っておられるのでしょうけど、今日びの子供達にはしっかりとした性教育くらいしとかないと何をするかわかりません。実際に、私達の世代が中学・高校の時、周りで妊娠をしてしまったカップルがいました。その世代で子供をつくりたいと思う人も稀にいるかも知れませんが、殆どは自分が妊娠をしてしまうとは考えずに若気の至りでセックスをしてしまうというケースが殆どではないでしょうか。それで性教育をする事で社会の風俗や秩序が乱れるなんて事はないと思います。真の性教育とは人間の生命がいかに大事かというものを教えるもので、決して性の氾濫を助長するものではないと思います。僕は32歳でいわゆる第二次ベビーブーム世代ですけど、今の若い世代は性教育してるから子供が悪くなるなんて事は全く時代を分かってないといわざるをえません。
そんな事より、いけないものはいけないんだという事を教えるほうがよっぽど重要だと思います。ぜひ、藤原正彦さんの「国家の品格」という本を読んでもらいたいと思います。
重箱の隅をつつく様な下らない議論を重ねるより、もっと教育の根本から考えるような社会にしていかなくてはならないと、切実に思います。
VOL.4    2006.03.04 『町田市長選挙・町田市議会議員選挙を終えて』
 民主党の永田議員問題では本当に民主党支持者の方々にはご迷惑をおかけしていると思います。2.26に、町田市の市長選挙・市議会議員選挙が行われました。市議選では民主党の公認、推薦の方を含め、一人を除く全員が当選をしましたが、私の都議会での先輩でもあった真木さんが市長選挙では当選を果たすことが出来ませんでした。結果は約7000票の差で負けたわけですが、勿論全ての敗因が今回の永田問題にあるとは言えません。
しかし、少なからずとも影響があった事は認めざるをえないでしょう。
都議会民主党では、今回の問題に際し、民主党本部に対し申し入れを行いました。永田議員はやはり、出処進退を真摯に明らかにすべきであるというものです。現代の様にマスメディアが著しく発達している時代には、注目を浴びるのも早いですが、国民の厳しい審判に曝されるというのもまた事実です。そしてその報道には、真偽を含めた沢山の報道があります。
今回のケースは私はやはり永田議員の資質そのものに問題があったと言いざるをえません。追及する場合に証拠を提示した場合、反証される恐れを想定して攻撃をしなければ、足を掬われるのはこちら側です。これは何も政治に限った事ではないかもしれません。
昔、社会党と自民党が55年体制と言われていた時代、楢崎弥之助、今澄勇といった爆弾男と言われる政治家が国会の論戦を賑やかにしていました。彼らも様々な情報を元に自民党を追及していましたが、今回のようなお粗末な物ではありませんでした。確かに不正確な情報もあったようですが、そうした時にはその証拠を出さないのです。反証されなければその情報は生きたまま報道をされます。
ずるいといえばそれまでですが、魑魅魍魎が巣食う国会では駆け引きも必要であったのではないかと思われます。そのレベルで考えれば、自分の功名の為か分かりませんが、自爆し、民主党をここまで落としてしまった永田議員には、やはり重く責任を受け止めてもらいたいと思います。これから来春に向け、私達は統一地方選挙に向けた取り組みをしていかなくてはなりません。今回の問題は、もちろん私達自治体議員も、同じ政党人として反省をし、新たに出発をしていこうと思いますので、宜しくお願い致します。
さて、その町田市の選挙でしたが、私は真木さんの所と、今村るかさん、河辺康太郎さんの所に応援に行きました。無事二人とも当選をしましたので、一先ず良かったと思います。


2006年2月26日行なわれた
町田市長選挙・町田市議会議員選挙にて

伊藤ゆう東京都議会議員と
VOL.3    2006.02.04 『冒険家 関野吉晴さんを囲む会』
 新年会もやっと落ち着いてきました。今日は市内のお寿司屋さんで、関野吉晴さんという方を囲む会があり、私の支持者に誘われて参加してきました。この関野さんという方は、グレートジャーニーという壮大な冒険をされている方で、1993年からチリのナバリーノ島をカヤックで漕ぎ出し、10年かけてタンザニアのラエトリという所まで冒険をされた方です。グレートジャーニーというのはひたすら腕力と脚力だけを頼りに旅をし、自然と一体にになって生きる人々と寝食を共にしながら、人類拡散の旅路をたどる旅の事を言うそうです。
 関野さんは5万3000kmの旅をし、日本人は一体どこから来たのかというルートを辿ってその軌跡を本にし今回出版した訳です。集まられたメンバーは企業経営の方から学生まで多岐に渡り、私も関野さんの話を聞いているうちに、まるで自分がその旅をしているかのような感じになりました。現代社会には様々な現実があります。いい事もあれば嫌な事もある。そんな現実の狭間で生活をしている私たち現代人にとって関野さんの様な生き方は、いつまでもロマンを追い求める、少年のような存在なのかもしれません。
 私は環境の分野で自分が主宰するエコクラブで、炭焼き塾というのがあるんですという話をしたら是非今度参加したいという話があり、今関野さんが教えている武蔵野大学の学生と一緒に参加してくれるそうです。というのもこれから2007年問題という団塊の世代が一斉に会社や仕事を引退し、地域に戻って来ます。その時第二の人生をどう過ごせばいいのかというのは非常に大きな課題だと言えます。働く人もいれば趣味に生きる人もいる中で、過ごし方が分からないという人が沢山いるのも現実なのです。
そうした方達が今、エコクラブの炭焼き塾で炭焼きを学びたいと言って続々と集まってきています。関野さんは一橋大学を卒業後、調布で外科医をした後、グレートジャーニーという第二の人生を見つけたのです。
 そんな関野さんにも色々なアドバイスを頂きながら、私の主宰するエコクラブも2007年問題に向けて着々と準備を進めて行こうと思っています。


冒険家 関野吉晴さんと
VOL.2    2006.01.25 『成人式について思うこと』
 1月も半ばを過ぎてしまいました。日記にしていたら大変なサボリです。
今月は新年会がかなりありました。まだ終わっていませんが、2月の中旬くらいまでありそうですが、全部数えたら114個の新年会がありました。もちろん全て出席出来る訳ではありませんが、極力出席させてもらうつもりです。
今日は午前中、調布市内の養護学校が30周年を迎える式典があったので出席しました。午後からは飲食店組合の新年会があったのですが、それまで時間があるので校長先生やPTAの方達と一緒に構内を見学させてもらいました。
式典で一つ思ったのは、児童の皆さんが非常に静かで騒ぐ子もほとんどいなく、感心しました。ふと、先日の成人式と思いがリンクしました。今年成人式に来賓として出席しましたが、お世辞にも静かだとはいえません。久しぶりに友人と会って、はやる気持ちもわかりますが、会場は非常にざわついていて、とても人の話を聞くような状況ではありません。もちろん騒いでいる人達だけではなく、まじめに話を聞いている新成人がほとんどです。一部の人が騒いでいるだけなんですが、騒ぎたいのであれば式には来なければいいと思います。中学生や高校生ならともかく、20歳になってああした行動をとるというのは理解に苦しみます。私は自分が20歳になった時に成人式には出席しませんでした。色々理由はあるのですが、世の中を斜めに見て「人の話なんか聞いてられるか」と思うなら、式には行かなければいい。
私はいっそのこと、成人式なんかはやめてしまえばいいと思います。もちろん成人の日というのは残しておいて、自主的に祝いたい人達だけ祝えばいい。そうした人たちに対しては行政も何かしたの支援を行うなど、実際に自分たちだけで実行委員会を付くって自主的に成人式を執り行う自治体もあるのです。税金を投入して盛大な式を挙行しても、毎年新成人が騒ぐ姿だけがマスコミで報道される事に何か意味はあるのでしょうか。
そんな事を今日の養護学校の静かに挙行された式典を見ていて思いました。
VOL.1    2006.01.01 『2006年が明けました』
 今年から、「大介の言いたい放談」というコーナーで、その日思った事や、考えを断続的にお伝えして行きたいと思います。断続的というのは、私も非常に無精なので、今流行のブログというものを始めてはどうかという声を沢山頂いたのですが、毎日日記をつけるというのが、どうも昔から不得意であります。そこで思いついたのが、私の先輩の狛江市議の清水さんがやっている「時々通信」をちょっと真似てみました「言いたい放談」です。政治の事、世の中の事etc・・色んな事をレポートしていきたいと思っていますので宜しくお願い致します。
 今日は元旦ですが、朝4時に起きて、調布市内で開かれた朝起きの集いに参加しました。大晦日は家で妻と二人で過ごしました。家にいたのは十年ぶり位になるでしょうか。結婚してからもろくに一緒にいなかったんで、いい加減、妻の怒髪が天を衝く前に機嫌をとりましたね。
 去年は調布市議の井上耕志君と妻と3人で、私の後援会長の「たけちゃんらーめん」の店の前で2年参りに来るお客さんに新年の挨拶をしていました。(ちょうど深大寺のすぐ傍にあるので人が沢山通ります)今年は仲間の市議会議員も皆家族サービスだというので、私もそうさせてもらいました。

 昨年、築地市場を視察したときの写真です。